2006年4月14日金曜日

あなたの「Web 2.0」を説明してから使ってほしい [memo]

前回のエントリーの「ケータイ論」からいろいろ関連リンクを読んでいると,例えばこんな記事があった.

辺境から戯れ言: 「放送と融合するのはむしろモバイル」

日本に「ケータイ」が存在する限り「Web 2.0」が普及する日は来ないと思う。


アンカテ(Uncategorizable Blog) - 「プル」タイプの静かなムーブメント

「ケータイ」の国と「Web 2.0」の国が並立して、どちらを「リアル」と呼ぶのか、その取り合いがもう始まっているのかもしれない。


それで思ったのは,最近「Web 2.0」という言葉が,あたかも明確な意味を持っているかのように当たり前のように使われているな,と.でも,そもそも「Web 2.0」なんていう言葉自体が後付けなわけで,定義も人によって少しずつずれていたりはしないだろうか.

どうも「Web 2.0」という言葉の曖昧さにつけ込んでいるというか,そこに逃げているというか,うまくお茶を濁している印象を受けることが多い (上記引用した記事がそうだというのではなく,blogosphere 全体的に).

いっそのこと,これぐらいに捉えておいた方がいいのかもしれない.
他人の不幸は蜜の味: 10秒で分かる「Web2.0」

一度この曖昧な概念を脱ぎ捨てて,あるいはしっかりとした「Web 2.0」観を持っている人はその自分の言葉を使って,物事やこれからのことを考えた方がいいんじゃないかな.これは自分にもしっかりと言い聞かせよう.

[R30]: Web2.0の終わり

どうせ「真実のWeb2.0」が何だろうと、結局世の中の人が理解したようにしか世の中は進んでいかないと思うので。

ま,つまるところそういうことなんだろうけど.


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