2010年6月13日日曜日

You cannot petition the Lord with prayer [reflection]

When I was back there in seminary school,
there was a person there
who put forth the proposition
that you can petition the Lord with prayer

Petition the Lord with prayer...
Petition the Lord with prayer...

YOU CANNOT PETITION THE LORD WITH PRAYER!

-- The Soft Parade / Jim Morrison


2010年6月7日月曜日

ウガンダの旅エジプト寄り道編 [diary]

DSC_0641

今回のウガンダの旅はエジプト経由だったのだが,帰りは乗り継ぎの待ち時間が8時間もあった.その時間を空港で潰すのはあまりに気が滅入る.「だったらピラミッド見に行こーぜー」ということで,空港でエジプトビザを取得し,街に繰り出した.


まずは定番,ギザのピラミッド.
DSC_0614
DSC_0583 R0015450

…でかい.気の利いた表現ができないのが歯痒いが,とにかく「でかい」という言葉しか出てこない.とても人間が作ったとは思えない.


そしてスフィンクス.
DSC_0661

昔フジテレビの「トリビアの泉」で,

スフィンクスが見つめる先には…

ケンタッキーフライドチキンがある

という,しょーもないトリビアがあった覚えがあるが,

R0015475
一応本当だった.


そしてエジプトのナイル川.
R0015491

地図で見れば当たり前の話だが,ウガンダでその源流を見たナイル川が,遠く離れたここエジプトでも悠々と流れている様は,妙に感動的だった.

Peace Pipe: ウガンダの旅 2010
Flickr photos: ウガンダの旅 2010


2010年6月6日日曜日

ウガンダの旅ホームステイ編 [diary]

IMG_0716

以前インドを旅した時に,こんなことを書いた.
Peace Pipe: Daily Festival of Human Existence - インドの旅最終回 [diary]

私には,旅について1つの信念がある.文化も風習もまったく違う国に行くことで,私はまったく新しい経験を得られるだろうが,同時に私という文化も風習もまったく違う人間に触れることで,今までそこにいた人々も新しい経験が得られるのだ.つまりそのインタラクションこそ旅の本質であり,ただの観光だけで終わってはおもしろくない.旅は旅人だけではなく,それを受け入れる側にとっても何かを与えるはずである.

人が人に出会うという事が,人生で一番大切なんだと思う.


今回ウガンダで世話になっている友人が,「興味があれば,ウガンダの家庭にホームステイできるように頼んであげる」と提案してくれた.これほどありがたく,そしてエキサイティングな話はない.もちろん断る理由など,どこにもなかった.


ここが私がホームステイした家.裏の空き地で,子供達が丸めたビニール袋をボールにしてサッカーをしていたのが印象的だった.
IMG_0728 IMG_0754

そして彼女がこの家の「ママ」である.周囲からも「ママ」と呼ばれる,とてもパワフルな女性だ.ママというより「肝っ玉かーちゃん」の方がしっくり来る.それでいて,なんとも言えない包容力を持っている.
IMG_1947

彼女は,(もちろん良い意味で) 私を一切客人扱いすることなく,家に着くなり夕食の準備の手伝いを割り当て,それが終わると小銭を持たせて買い物に行かせた.34歳にしてウガンダで経験する,「はじめてのおつかい」である.

そんな彼女が作ってくれた家庭料理は,
IMG_0784 IMG_0778
IMG_0843
もう,涙が出るほど美味かったよ.


冒頭に続いてまたも自分の昔のエントリーの引用で恐縮だが,
Peace Pipe: ディズニーランドとは,つまり「死」の体験である [diary]

人は誰でも心の中に扉を持っていて,子供から大人に成長する過程で少しずつこの扉を閉めてきた.

例えば小さい子供が,坂道で「地面が少し傾いている」だけで楽しくてしょうがなくて,ゴロゴロ転がって遊んでいる.そこに父親がやってきて,「服が汚れるだろ!」と叱りとばす.少しずつ自分の心の扉を閉じると同時に,そのうち「地面が傾いている」ことなんかは当たり前になり,楽しむ為には「カネ」「車」「女 (男)」みたいなものが必要になっていく.

--中略--

大人になってからこの扉を開けるということは,地位や名誉を脱ぎ捨てた自分の本質と向き合うことであり,成長の過程で切り捨ててこなければいけなかった自分との再会であり,それはつまりあらゆる種類の「死」の体験なのだ.すなわち「エゴの死」や「嘘の死」「間違った考えの死」そして「飾ってきた自分の死」である.

私がこの家庭で感じたこと…ビニール袋で夢中にサッカーをする子供達や,初対面にも関わらず昔から一緒に住んでいる家族のように扱ってくれた人々は,一種の死の体験だったように思う.

IMG_0797 IMG_1981


ナイル川は実に雄大だった.サファリの大自然には震えるほど感動した.首都カンパラの喧騒には圧倒された.それでも,Rainbow House の子供達しかり,この家庭の人々しかり,私にとって「アフリカの旅」といって思い出されるのは,人間の表情ばかりなのだ.

Peace Pipe: ウガンダの旅 2010
Flickr photos: ウガンダの旅 2010


2010年6月5日土曜日

ウガンダの旅 Kampala 編 [diary]

R0015367

今日はウガンダの首都,カンパラにやって来た.ものすごい熱気とエネルギーだ.アフリカといっても,都市部に来ればちょっとした街である.
R0015342 R0015343 R0015346 R0015356


ところで,ウガンダでは車は右ハンドルである為,日本で廃車になった車が多く運ばれてくるそうだ.実際街では,日本語が書いてある車をよく見かけた.
R0015355 R0015344 IMG_1015 IMG_1041

大自然もいいが,独特の街の雰囲気もこれはこれでいいものだ.

Peace Pipe: ウガンダの旅 2010
Flickr photos: ウガンダの旅 2010


2010年6月4日金曜日

ウガンダの旅サファリ編 [diary]

IMG_1903

2泊3日でサファリに繰り出した.

サファリまでは車で丸1日かかる.初日と3日目はほぼ移動に費やし,現地で2日間テントに泊まるというスケジュールだ.

テントといっても平和なキャンプ…というわけにはいかない.まわりには野生のイノシシがうろついている (特に襲われるような心配はないが).夜はテントの中に入って来ないようにランプを灯し,もしトイレに行く途中にイノシシがいたら,別のトイレに方向転換しなければならない.
IMG_1051 IMG_1498


サファリには野生の動物がわんさかいるもの,だと思っていた.
実際はそこまでではなかったし,運が悪ければほとんど動物に遭遇しないこともあるそうだ.

IMG_1434
IMG_1330 IMG_1358 IMG_1371 DSC_0342

…動物が見たいなら,動物園に行けばいいのだ.

ここには,リアルに野生の動物が生活を営む「社会」がある.人間の社会に置かれた動物を見るのではなく,動物の社会を人間が垣間見ることこそ,サファリの醍醐味なのだと悟った.

そして,例え動物に出会えなかったとしても,この大自然を目の当たりにしただけで私は満足していただろう.とても言葉にはできない.

IMG_1172
IMG_1054 IMG_1046

IMG_1829
IMG_1768 IMG_1851

Peace Pipe: ウガンダの旅 2010
Flickr photos: ウガンダの旅 2010


2010年6月1日火曜日

ウガンダの旅ナイル川編 [diary]

DSC_0206

世界最長の川であるナイル川は,実はウガンダからはじまっている.今日はナイルの源流がある Jinja という街にやってきた.

最上流だけあって川の水はとてもきれいで,景色も圧巻だ.

R0015278 R0015296


ここではラフティング (川下り) に挑戦した.約 30km を4時間かけてボートで下る.流れが穏やかなところではボートの上で日向ぼっこをしたり,川に飛び込んでライフジャケットを着たままプカプカ浮かんだり.激流では何度もボートがひっくり返る.実に気持ちよかった.下の写真は別のボートのスタッフ (カメラマン) が撮ってくれたもの.

IMG_0179
IMG_0158 IMG_0177

ラフティングなんて日本でもできる…のは確かだが,「ナイル川でラフティング」というのはオツなものである.

Peace Pipe: ウガンダの旅 2010
Flickr photos: ウガンダの旅 2010