2008年6月30日月曜日

さあ今年も夏がやってくるぞ [diary]

夏生まれのせいか,夏は私にとって特別な季節だ.暦上の定義は置いといて,私の中では6月から徐々に夏が盛り上がり,7月・8月が夏本番.そして夏は8月31日の夜に急に終わり,9月1日で一気に世界が変わる…少なくとも私の意識の中で.

明日から7月ということで,備忘録代わりに今年の夏の目標でも.半分思いつきなのでかなり適当です.

- (仕事ではなく) プライベートで海外へ行く
 - アメリカとかインドとか
 - インドに行ったらちゃんと帰ってくること
- 国内旅行も2-3個所 (どこかオススメのとこあります?)
- 野球とライブは行きまくる
- 海もできるだけ
- 花火大会は
 - 逗子湾岸花火大会
 - 長岡まつり大花火大会
 - あと東京の近場のものをいくつかと,タイミングがあえば名古屋
- 今の体重と体脂肪率,それと朝型生活を維持
- 酒と煙草の量を減らす
- 最近本を読んでいないので,月に3冊ぐらいは
- 仕事はかなり気合いを入れる
- Rails とか覚えてみようかな
- RTM の "someday" タグをかたづける
- 1年後に何をしているかちゃんと決める
- 娘の笑い声を1000回聞く

私と,私の大切な人,それとこれを読んでくれているみんなの2008年の夏が,最高のものになりますように.


2008年6月25日水曜日

Could You Really Love Me [reflection]

Love is like the seasons
I don't need to have a reason
To be chagning with you

In you I have an answer
I don't have to have a question
'Cause I know that it's true

-- Could You Really Love Me / Chris Robinson


2008年6月22日日曜日

ソフトウェアアーキテクチャはプロジェクトを救うか [arch]

金曜の夜に同僚と飲みに行き,「ソフトウェアアーキテクチャ」や「ソフトウェアアーキテクト」の定義を何時間も議論するのもどうかと思うが…

彼の「アーキテクチャ」の定義は制約を形にしたもの.「アーキテクト」の定義は監視役.

私の「アーキテクチャ」の定義は意思決定 (もしくは意思決定ツール).「アーキテクト」の定義は組織によって変わる (高層ビルの建築家と木造住宅の建築家は別物).

「意思決定」を補足すると,よく「線引きをする」という表現が使われると思うが,本来引かれるべき線は直線ではなく,ぐにゃぐにゃした線ではないだろうか.直線なら素人が引いても10回に1回は成功するかもしれないが,ぐにゃぐにゃした線は当てずっぽうでは引けない.視野を広く持ち,制約・ビジネスに対する影響・トレードオフなどを鑑みて,妥協するところは絶妙に妥協し,譲らないところは1歩も譲らずに引いた線とその表現がアーキテクチャだと思っている.では,これらのことをまったく考えずに引いた当てずっぽうの直線はなにかと言うと,それもまたアーキテクチャだ.つまり意識する・しないに関わらず,ソフトウェアにはアーキクチャが必ず存在する.

言葉の定義に興味がある方はこのあたりもご参照頂きたい (1つ目のリンクはコメントも含めて).
Hitchhiker's Guide to Software Architecture and Everything Else - by Michael Stal: What is Software Architecture
Peace Pipe: ソフトウェアアーキテクチャ その2 - 「ソフトウェアアーキテクチャ」とは [arch]

そもそも曖昧なこれらの言葉を,一般的に定義しようとすることは不毛だろうが,組織やプロジェクトに特化した共通の定義 (解釈) があることは重要だと思う.その意味では,我々の組織においてアーキテクチャがどう作用しているか・するべきかといったこの日の議論も多少は意味があったような気がする.


アーキテクトについて言えば,それは人ではなく役割だ.だから規模の小さいプロジェクトなら1人がプロジェクトリーダーとアーキテクトの2役を担っても良いし,逆に大きいプロジェクトでは,アーキテクトと呼ばれる人が2人以上必要なケースもあるだろう.アーキテクトのグループを複数のプロジェクトに配置する場合もあるかもしれない.

所詮は役割でありそれ以上でも以下でもないので,例えばアーキテクトとプロジェクトマネージャーと一実装担当者において「どちらが偉いか」を決めるものではない.権限は明確になっている必要があるが,どうもその権限や仕事内容が「偉い・偉くない」に結びつきがちなのはなぜだろうか.


同僚は「ソフトウェアアーキテクチャはプロジェクトを救わない」と主張していた.私も結論としては同意見だが,アーキテクチャはプロジェクトマネージメントを促進するので,間接的に救うことはあると思っている.

ところでこの日は チムそば で飲んでいたのだが,「アーキテクチャはプロジェクトを救えないかもしれないけど,チムそばのラーメンは世界を救うんじゃないかと思う」という彼の発言には私も同意.

途中から酔いがまわってあまり覚えていないので,自分の主張については補足ヨロシク > 本人


2008年6月20日金曜日

ま,ま,ま,ままま,まざーすてー… [music]

!!○×△!!????!!!!!!ーーーーーーー!?



紛れもなく Gwin と Susan.
夢にまで見たツーショット.

2人がハモっ!!○!!×##!$??△?!!!!


2008年6月19日木曜日

今週のグルメ [gourmet]

分けて書くほどのネタではないので2つまとめて.

1つは昨日,厚木のオフィスに出かけた時に立ち寄った,らー麺 本丸亭.
[グルメウォーカー] らー麺 本丸亭

「TOKYO 1週間」の「東京ラーメン大賞」の塩ラーメン部門で3連覇の店らしい.とてもあっさりしていて美味い.
IMG_5065


もう1つは別の日に,とにかく無性にキューバ料理が食べたくなって行ってみた Cuban Cafe.
ラテンの料理と音楽の店 キューバンカフェ

入口の "Cuban Lunch" と書かれたランチメニューに「マーボー茄子丼」とか「キツネうどん」とか書いてあって,めちゃくちゃ不安にさせる.
IMG_5025

が,定番のフライドバナナとブラックビーンズ & ライスにありつけてとても満足.味の方もなかなかいける.
IMG_5028 IMG_5034


2008年6月17日火曜日

5回目の誕生日 [diary]

I don't need to be the king of the world
as long as I'm the hero of this little girl

DSC03197

In my life I love you more


2008年6月15日日曜日

I know, I know... [reflection]


I know, I know, you probably scream and cry
that your little world won't let you go...

But who in your measly little world are you tryin' to prove
that you are made out of gold and can't be sold?

-- Jimi Hendrix


2008年6月13日金曜日

一時の休息 - Bernardo Winery [diary]

IMG_5010
今回の出張はいろいろな意味でストレスフルだった.状況が難しいのは仕方ないが,一部のメンタリティーに呆れる…と愚痴を書いてもはじまらないので,最終日の夜ぐらいはワイナリーへ.

119年間の歴史を誇り,南カリフォルニアでは一番古いワイナリーらしい.正直ワインの味はまったく分からない私だが,雰囲気はとても楽しめた.

Bernardo Winery - Oldest Operating Winery in Southern California-San Diego

IMG_4996 IMG_4977 IMG_4982 IMG_4959 IMG_4973 IMG_4998


2008年6月12日木曜日

裸足感覚でストリートを - Vibram FiveFingers [memo]

少し前から微妙に物欲を刺激していたのがこの Vibram FiveFingers.
IMG_4954
見ての通り,5本指ソックスならぬ5本指シューズなのだ.

アメリカで70ドルで売られているのに対して,日本で買うと14,490円.倍の値段を出してまで手に入れるかどうか悩んでいたが,今週は仕事でアメリカに来ており,ホテルの近くに直営店があることを発見したので,さっそく購入してみた.

デザインには3種類あり,Sprint が万能なようだが,

私は見た目から Classic を.

「5本指」にばかり注目していたが,実際に履いてみると "barefoot technology" を謳っているだけあり,ソールが地面の感触を忠実に伝えてくることに驚く.特にデコボコ道や階段は気持ちいい.後から知ったが,Vibram はもともとソールメーカーとして有名な会社のようだ.
ビブラム - [ファッション用語集]All About

さすがにまだ少し違和感があるが,それだけに慣れると逆に手放せなくなるかもしれない.

Vibram Five Fingers: Discover the Barefooting Alternative


2008年6月9日月曜日

So What - 山口冨士夫 [music]

山口冨士夫という,伝説のギタリストがいる (と書くと死んだみたいだが,今も生きている…闘病中だけど).その冨士夫の自伝,"So What" が先月末に復刊したようだ.

So WhatSo What
山口 冨士夫


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


復刊にあたり特典 DVD がついており,そのサンプル映像が YouTube にあがっていた.


この本は私が中学生の頃,宝島 (だったかな?) の「私の人生に影響を与えた本」という特集で高い評価を得ており,私も当時読んだ.

黒人と日本人のハーフとして生まれ,幼くして親に捨てられ,孤児院で「ヤマグチ」だから「フジオ」と名付けられ,その後音楽とドラッグにどっぷり漬かった怒涛の人生が綴られている.

個人的には,リアルタイムで経験した訳ではないし,正直それほど傾倒しているギタリストでもない.それでも彼のイカした発言は,今も印象に残っている.

昔は俺はウマすぎた
今じゃ10年かかってやっとヘタクソになれたぜ


クラプトン? あんなのは練習すれば誰でもできる
本当にすごいのはストーンズと村八分だ


なんで俺が335とテレキャスを使うか知ってるかい?
それは俺がブルースマンだからさ


人生にはいろいろありやがる
でもどんなに最低で最悪の時間を集めても,「最高」の一瞬にはかなわない


ギターはバカウマ,でも決してテクニシャンではない.時にはジミヘン,時にはキースと「そこまでやるか」というぐらい似ていても,ただの猿真似ではない,なにか魅きつけるものがある.彼の強烈なカリスマ性が,ミュージックシーンに与えた影響は計り知れない.

最近の写真を見ると,びっくりするぐらい痩せている.まだまだ現役でいてほしいものだ.
ロックミュージシャン山口冨士夫を支える会: 病後初めて人前に出たフジオです

今日は6月9日で「ロック」の日.久しぶりに冨士夫を聴いて過ごそう.


2008年6月6日金曜日

懐かしの Basingstoke [diary]

IMG_4849

ここ1年は月に1-2回のペースで海外出張に行っているが,4月・5月と珍しくずっと日本にいたと思ったら,6月は出張が3回入った.今週はその1回目で,イギリスはロンドン郊外の Basingstoke という街を訪れていた.

イギリスのハンプシャー州に位置するここ Basingstoke,どうもはじめて来た気がしない.むしろ懐かしさすら覚える.

というのも,私が学生時代に数年過ごしたアメリカの「ニューイングランド」地方 (さらにそのうち1年は「ニューハンプシャー」州近く) に,その名の通り雰囲気が酷似しているのだ.

IMG_4847 IMG_4852 IMG_4879 IMG_4884

ノスタルジックな街並みの中,懐かしさに想いを馳せながら,オフィスに着けば一気に現実に引き戻される…という旅だった.