2006年1月22日日曜日

Grace Potter and The Nocturnals [music]


もう15年以上の付き合いになる親友から勧められたのが,この Grace Potter and The Nocturnals の "Nothing But The Water" というアルバム.この親友とは趣味がバッチリ合うので,彼のオススメとあれば何も迷わずに即買いだった.

なんとも心地良いサウンドだった.
Grace の歌声もいいが,なによりバンドがいい.ボーカルを聴く前に,1曲目のイントロからスライドが入ってくるところで,既にこのバンドのファンになっていた.一体感があるし,曲の展開にもくすぐられる.

やはり「バンド」なのである.例えば女性ロックボーカリストでは one and only の存在だった Janis Joplin にしても,どうしても Big Brother & the Holding Company というバンドが好きなのである.

弱冠22歳にして乾いた歌声で雰囲気を作り出し,気怠さと心地良さを折り混ぜながらルーツロックのフィーリングや南部のドロ臭さ (でも出身はバーモント) を感じさせつつも,所々にあどけなさを残す彼女,これからも注目していこうと思う.

オフィシャル HP から試聴できるので,ぜひ.

それにしても,彼女のことを調べてみようといろいろネットを見渡してみるが,「21世紀のボニー レイット」とか「ノラ ジョーンズのブルースロック版」などという形容は,はっきり言って邪魔者以外のなにものでもない…


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