2006年9月6日水曜日

Schmidt が Apple の取締役になった真意 [memo]

とっくにタイミングを逸していたので,今さら書くことでもなかったんだけど,ちょっとおもしろい記事を見つけたので.

Google の CEO である Eric Schmidt が Apple の取締役になったわけだが,彼は Google 創業者の Page と Brin が,「経験のある人に会社の経営を任せよう」ということで連れてきた人.元々彼は,Sun Microsystems で Java の開発を導き,後に最高技術責任者・執行役員とまでなった輝かしい経歴の持ち主だが,Google に来てからは「本当に必要だったの?」「あの人なにしてるの?」みたいな声もあり,賛否両論だった.

そうは言っても今回の件に関しては,Apple と Google という,今をときめく企業同士ということで,「どんなことをやるんだろう?」とにわかな期待もあったわけだが,もしかしたらこういうことだったのかもなーと.

FIFTH EDITION: お世辞にも誉められないアップルの取締役の話

残念な話だけど、日本でもアメリカでも、企業のCEOは、取締役の人選に関して、非常に慎重になる。理由は、取締役というのは、CEOを解任することができるからだ。だから、メンバー選びに関して、自分寄りのメンバーを選ぶケースが多い。

そして、ジョブスに関しては、経歴をみれば分かるとおり、一度、取締役会議からアップルでの(会長職以外の)すべての仕事を剥奪された事がある。

こういった経歴があるため、彼は、アップルの取締役会議を、自分寄りのメンバーで固めている(としか思えない)


この発想は無かったので,正直新鮮だった.


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