2006年2月23日木曜日

「一生に一度くらい元気というものが無くなってみたい」- 清志郎さんのコラムより [music]

忌野 清志郎さんが大好きだ.あの心の中をえぐり出すような詩と,果てしなく誠実に響く歌声,心の奥底に秘めた強い意思,時には身を乗り出したくなるぐらい激しくそして時には涙が出るぐらい切ないメロディに,もう20年近くもシビれっぱなしだ.実際にステージで見る彼は,その小さな体から圧倒的な存在感をかもし出し,溢れるばかりのパワーを放出している.

今日たまたま部屋の片隅から,昔の彼のコラムを見つけた.TV Bros に連載していた「瀕死の双六問屋」の「第三十二話・元気を出してねと、よく女に言われるけれど」より.

ふざけんな。俺はやっと始まったんだ。始まったばかりさ。
--中略--
心配はいらないんだ。体力がありあまっているんだ。君に90%程分けてあげたいよ。一生に一度くらい元気というものが無くなってみたいんだ。誰かに心配なんかされると僕は心配してる人のことが心配で言いたいことが最後まで言えなくなってしまうんだよ。
--中略--
君の感じ方が元気でありますように!


うーん,小さなことで悩んだりするのが,あまりにバカらしくなってしまいますね (別に何も悩んでないけど).




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