2008年1月31日木曜日

NotchUp - 逆転の発想の求人 [memo]

NotchUp というサービスに招待してもらったので,試しに登録してみました.

これは,
- 企業は優秀な人材を探したい
- でも優秀な人材は現在の仕事内容や待遇に満足しているケースが多く,なかなか就職活動の場に出てこない
というジレンマの解消を目的とした求人サイト.

企業側が,興味を持った登録者にお金を払って面接を依頼するというシステム.つまり「面接を受ければ報酬がもらえる」というモチベーションでユーザーを増やし,企業が本当に欲しい人材を見つけるチャンスを広げるというわけだ.

面接1件につきいくら要求するかは,$75 から $5000 の間で自由に設定できるし,簡単な経歴から自動計算させる機能もある.適当な履歴書をでっち上げて面接料を吊り上げさせない為に,面接後には企業が対象者を格付けし,フィードバックが公開される仕組みもある.

アクティブに転職を考えていない人をターゲットにしている為か登録は非常に簡単で,LinkedIn (シリコンバレーから広がり今では世界中で1700万人が登録しているビジネス特化型 SNS) からプロフィールがインポートできる (設定項目や設定 UI もほぼ LinkedIn と同じ)…はずだが,なぜか私はインポートできなかった.

NotchUp は現在ベータ運用中.企業としては現段階で Google や Yahoo,Facebook などが集まっているようだが,企業側にとってもコスト節約のメリットはあるわけで,ユーザー・企業共に今後どれぐらい増えていくかがポイントだろう.誰でも登録できるわけではなく,履歴書を送って参加を認められるか,招待状をもらう必要がある (私は LinkedIn のコンタクト経由で招待してもらった).

詳しくはこちらの記事あたりをご参考に.
「企業が面接料を払う」逆転の発想の求人サイト「NotchUp」登場

ユーザー ID を見る限り,既に8万人弱が登録している模様.いずれにしても,就職活動や求人も,これからはソーシャルネットワーキングを使う時代なのかもしれない.

個人的には,「自分と話す為に企業はいくら払うだろう」と,ふと自分の市場価値を考える機会になったような気がする.

さーて,面接依頼は来ますかねぇ.


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