Friday, September 11, 2020

2030年という未来を想像 (創造) してみる [reflection]

このブログで何度か紹介していますが,私は Leo Laporte という,テック系 DJ の大ファンです.今日も,いつものように彼の番組を観ていたところ,とてもおもしろい企画が行われていました.それは,2009年に彼が予測した11年後の未来について,2020年になった今,答え合わせをするというものです.




これにインスパイアされて,自分も10年後の未来を予測してみました.

・世界のスーパー・パワーは,アメリカに代わり中国になる.第2位はインドであり,アメリカは3番手となる.

・日本はとても貧しくなる.但し,それがマスメディア変革のきっかけとなり,地上波テレビで真実が流れるようになる.

・世の中でヒットする音楽,映画,ドラマは,AI が制作するようになる.一方で,2020年の現在,「いつか AI が仕事を奪う」と言われているが、2030年にも同じことが言われている (つまりその未来は来ない).

・音楽や動画に加え,食品や日用品のサブスクリプション・サービス (定額制サービス) が普及する.

・一部のモニターは目の中に入るようになる.例えば,「AR メガネ」や「VR ゴーグル」は,それぞれ「コンタクトレンズ」になる (但し VR 自体は流行らない).

・コミュニケーション・メディアは音声中心になる.

・個人認証技術が進化し,任意のデバイスにログインできるようになる.例えば,泊まったホテルの部屋に設置してある (アマゾン・エコーのような) ホームアシスタント機器や PC は,普段自宅で使っているものと同じように使えるようになる.

・外食産業から派生した,「レシピ産業」が生まれる.北海道の飲食店はレシピを販売し,サービス提供者は購入者の地元素材をマッチングして調理法と共に届け,福岡にいる人は家庭にいながらその店の味を再現できるという具合.名店の全国展開,料理の楽しみの再発見,地産地消を同時に実現するサービスである.

・「一家に一台 3D プリンター」が当たり前になる.通販サイトでは,実際の商品に代わりそのデータが売買され,家の 3D プリンターでそれを出力する,というユースケースが生まれる.

・2020年の現在,GAFAM や FAANG と呼ばれる 大手 IT 企業 (Google, Amazon, Facebook, Apple, Microsoft, Netflix) が台頭している.これらのうち10年後に,どこがさらに勢力を伸ばし,どこが衰退しているかを予測することは難しいが,Tesla, Uber, Airbnb, Baidu, Alibaba, Tencent, Xiaomi のうち1つ以上は,その仲間入りをしている.

・大人が通う塾が流行る.そこで学ぶのは,「英語,プログラミング,栄養,マネーリテラシー」といった,学校では不十分,あるいはまったく教えない,でも生きていく上でとても役に立つ科目である.

・大学は「バッジ (学歴)」を買う場所になる.

・日本企業でもジョブ型雇用が一般的になる.

・予防医療が一般的になる.

・民間宇宙旅行が普及フェーズに入る.

・日本でも THC が解禁される.
・同時に CBD にも注目が集まり,またアルコールを飲む人は年々少なくなるので,良質な CBD オイルを提供する「シラフ・バー」がブームになる.

・戦争とウイルスが航路と国境を再定義する.


…思いつくままにザッと書いてみました.
あと2つ,つけ足しておきましょう.


・2030年でも,Leo Laporte はバリバリの現役である.


もう12年以上も,私にインスピレーションを与え続けてくれている Leo Laporte には,感謝の言葉しかありません.いまだに,彼の人柄をよく表している,このエピソードが大好きです.ちょうど3年前には,彼のスタジオを訪れることもできました.ずっと現役でいてほしいですね.


・2030年,私は心身共に健康であり,お金のために働くのではなく,好きなことを突き詰めた結果それが仕事になり,ハッピーな毎日を送っている.


アラン・ケイは,「未来を予測する最善の方法は,それを発明することだ」と言いました.思いつくままに書いてみた2030年予測は,「きっと起きるだろうけど,起きてほしくないこと」と,「きっと起きないだろうけど,起きてほしいこと」が混在しています.どうせなら,後者の中で自分が一番ワクワクするものを,10年後には実際に手掛けていようと,そんなことを思った夜でした.