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2023年3月26日日曜日

お金の知識 - 子供を自殺させないために,子供を犯罪者にしないために [memo]

先進国 (G7) の中で,日本の自殺死亡率はぶっちぎりのトップです.また同じく G7 の中で,日本は若者 (15-39歳) の死因の第1位が自殺である,唯一の国です.

なんでこんなことになっているんですか?
これが,僕らが子供を育てたい国ですか?

日本人が自殺をする理由の第2位,罪を犯す理由の第1位が,お金 (経済・生活問題) です.



日本人の預貯金率は54.2%.即ち,現金・預金が資産の半分以上を占めています (アメリカ人の預貯金率はわずか13.7%で,逆に株式・投資信託・債券といった金融商品が資産の半分以上を占めています).日本では貯金が美徳とされていますが,まずはっきりさせておきたいことは,「貯金とは,お金が減る行為」だということです.

日本で多くの人がお金に対してやる行為は,消費・浪費・貯金ですが,これらは全てお金が減る行為です (もちろん,これらを否定はしていません.浪費ですら,本当に欲しいものを買ったり,たまに贅沢をすることは,人生において不可欠です).

日本銀行は,2%の物価上昇 (インフレ) を目指しています.今年1月の日本の消費者物価指数前年同月比 (≒ 物価上昇率) は,それを越える4.3%でした.2022年,スシローからうまい棒まで,企業が続々と「創業以来初」「発売以来初」の値上げをしたのは記憶に新しく,実際に生活の中でもモノの値段が上がっている肌感覚はありますよね.さらにその前から,価格は変わらないけど中身が少しずつ減っている「ステルス値上げ」は行われてきました.

急速に進んだ歴史的な円安も,価格上昇に拍車をかけています.「日本に住んでいるから円安なんか関係ない」と思うかもしれません.ですが日本はエネルギーや食糧の海外依存度が高い国なので,円安は物流価格や資源価格にマイナスに働きます.例えば新しいモデルが発売される度に高くなっている iPhone,アメリカでは価格が変わっていないことをご存知でしたか?

もうお分かりかと思いますが,なぜ貯金はお金が減る行為なのか.それは,貯金とは,数字の保存であり,価値の保存ではないからです.

日銀が毎年2%ずつの物価上昇を目指すなら (繰り返しますが現状はこれを越えています),資産も毎年2%以上増えない限り,価値が減っていきます.去年100円だったものが今年は102円になるとして,普通預金の金利が0.001%の日本の銀行に置いてあった去年の100円は,今年も100円のままなのです.


消費・浪費・貯金に加えて,お金は投資する必要があるんです.

仮に文字通り「億万長者」になろうと,1億円貯めることを考えた場合,社会に出てから定年間際までの40年間,毎月10万円貯めたとすると (この条件が既に厳しいし,新卒の稼げない時や子供が生まれた時などを考えると,非現実的です),40年後には4800万になりますよね.つまり半分にもならない.S&P500の過去20年平均リターンは約10%ですが,さらに無難に6%で見積もり,毎月この半分の5万円を投資すると,40年後にちょうど1億円になります.準富裕層と呼ばれる資産5千万,あるいは一時期話題になった「老後2千万円問題」の解決なら,ものすごく現実的になると思いませんか?


世界10%のお金持ちが,世界の90%のお金を持っていると言われます.10%に入るには (少なくともお金で苦労しない為には),お金の知識が必要です.僕は,大金持ちにならなくてもいいけど,お金の心配はしたくないし,お金のためにアクセク働くのはイヤだし,お金のためにやりたいことや行動範囲が制限されるのもイヤです.若者をそんな大人にもしたくない.

この国では,かつて農民が一揆を起こさないように儒教を捻じ曲げて取り入れ (意味不明の上下関係や年功序列,ワケのわからない同調圧力),黙って年貢をおさめる従順な農民を持ち上げてお金の知識を持つ商人を最下層に位置づけた「士農工商」の名残りが,今もあります.だから,毎日使う国語や算数は学校で教えても,同じく毎日使うお金の仕組みは学校で教えない.親が教えるしかないんです.

日本の累進課税は,5%->10%->20%->23%->33%…と上がりますが,なぜ20%->23%のところだけ中途半端に上がっているか考えたことはありますか? iDeCo や NISA といった制度がはじまったのは,「もう年金ムリゲーで国は助けられないから,仕組みだけ用意しといたんで後は自分で頑張って!」という国からのメッセージに聞こえませんか?

国を動かしている権力者にとって,国民はバカな方が都合がいいと言われます.とあるドラマのワンシーンですが,これは仕組みを作っている側の人間の,実際の本音なのかもしれません.





「母が無知なら子供は病気になり,父が無知なら子供は貧乏になる」という言葉があります.「金融投資なんか興味がない」と言うのは勝手ですが,自分が勉強しないことで子供の未来を窮屈にしている,極端に言えば,子供の自殺率と犯罪率を上げているという,自覚を持ったらどうだろう.ボーっと生きてんじゃねーよ.


とっかかりとして,何冊か本を紹介します.どれも魚を与えるのではなく,釣り方を説く,素晴らしい本です.


【なぜ投資のプロはサルに負けるのか? -- 藤沢 数希】



もう16年以上も前の本ですが,ファイナンスの要点が学べる1冊です.また著者の結論が,「投資なんかしなくていい」という,僕と真逆のものなので,1つの意見だけを聞かずにバランスをとるという観点からもお勧めします.


【臆病者のための億万長者入門 -- 橘 玲】



先の「なぜ投資のプロはサルに負けるのか?」と重複する部分もありますが,投資の考え方が体系的にまとまった1冊です.


【超簡単 お金の運用術 -- 山崎 元】



シンプルな投資をはじめるのに,参考になる1冊です.これも古い本なので,読み終えてから「今の時代ならどうアップデートするかな」と考えてみるのもいいと思います (かつ,今でも,このまま取り入れても間違いは起こらない良書です).

よく似た内容で,この山崎 元氏と,水背 ケンイチ氏の共著による,ほったらかし投資術 が,2022年に第3版として改訂されているので,最新情報としてこちらを合わせて読むのもオススメです.




【苦しかったときの話をしようか -- 森岡 毅】



お金の知識に関する本ではありませんが,資本主義の仕組みについて触れている箇所があり,その数ページだけでも読む価値があります.また,本書が主題とするキャリア形成という点においては,若い方はもとより,全ての社会人が読むべき1冊です.実際に本書は,著者の森岡 毅氏がご息女に書きためたメッセージを書籍化したものであり,子供に伝えたい,お金と同じくらい大切な生きるためのツールを,紐解いています.



若い方には,お金を金融投資にまわすより,その何倍もリターンが高い自己投資に費やすようにアドバイスしています.若いうちは,バイト代や給料は,勉強や体験に使うのがいい.ただそのうち少しだけ,月に1回飲みに行くのをやめる程度の金額でもいいから,金融投資はするようにとつけ加えて.

タネ銭が少なければ,お金を増やすという意味では効果は低いかもしれませんが,お金のリテラシーを身につけ,経済のアンテナを立てる手段としては,実践が一番です.僕は自分の子供に,暦年贈与の範囲で,「毎年○○万円あげるから,好きな銘柄に投資しなさい.大人になった時,全部自分のものとして好きに使っていい.但しそれが増えていても減っていても自分の責任.学費以外で足りない分は一切援助しないから,自分のお金として運用すること」と伝えています.

「投資は怖い」と言う人がいますが,投資をしないということは,今の収入源 (例えば今働いている会社) と日本円に,一極集中投資をしているということです.そちらの方がよっぽど怖い.つまり投資とは,やるかやらないかという話ではなく,どのようにやるかという話です.


日本の経済・景気・平均賃金は過去30年に渡り低迷を続け,日本のビッグマック指数は先進国で最下位となり,日本企業の管理職の年収はタイに抜かれました.東南アジアの方々が日本に稼ぎに来ていた時代がありましたが,この貧しくなっていく日本において,近い将来コンビニのレジに立っているのは,彼らではなく,定年後もお金に苦労している日本人の老人かもしれません.

そんな国に生まれた僕の子供が,人生を賭けてやりたいことを見つけた時に,お金が理由でそれを諦めなくてもいいように,これからもがむしゃらに勉強して,両足で立つ為の知恵を伝えていく所存です.

自分の子供に自分が大切だと思うことを伝え,人生で訪れる問題にどのように立ち向かうかを教えてやりたい.自分が人生で学んだことを話して,子供が人生を歩む道しるべのひとつにしてほしい.

-- ランディ・パウシュ


2023年1月8日日曜日

リスクを取らない人が,なぜ「機会損失」という最大のリスクを意識しないのか不思議 - DIE WITH ZERO [book]



「給料ゼロでタダ働きしてくれ」
そう言われたら,まっぴらごめんだと思うかもしれませんが,あなたはそれをやっている可能性が高い.

「子供にお金を残してあげたい…」
それは同じ忙しい毎日を送る,言い訳でしょ? あなたの子供は,残してくれるお金が少し減っても,父ちゃん (母ちゃん) と一緒に過ごす時間が増えた方が嬉しいかもよ? 小さい頃に,忘れられないような旅行でも家族でする方が,将来の財産になるかもよ?


お金を稼ぐ・増やすという内容を説く書籍が多い昨今,「人生が豊かになりすぎる究極のルール」という副題を持つ本書は,お金の使い方を紐解きます.個人的には,人間のセンスと品格が問われるのは,お金の稼ぎ方や増やし方より,使い方だと思っています.


架空の45歳の独身女性,エリザベスを例にする.

年収は600万円,所得税や社会保険料などを差し引いた可処分所得は489万円.週平均50時間働く彼女の正味の時給は1956円だ.30代前半に購入したマイホームの住宅ローンは完済し,この家は売れば4500万円になる.昨年は例年並みの329万円を使った (160万円を貯蓄できた).

この条件で計算すると,エリザベスは65歳で定年退職した場合,退職時の資産は約7700万円.退職後の生活費を年間320万円 (実際には高齢になるほど少なくなる) と仮定すると彼女は24年弱生活できる.だがエリザベスが85歳のときに亡くなったとすると,1300万円の資産を使わないことになる.

このとき,エリザベスは約1300万円分の経験を逃してしまったことになる.それ自体が残念なことだが,それだけではない.そう,エリザベスは生きているうちに使い切れない金を稼ぐために,2年半タダ働きしたのと同じだ.人生の貴重な時間とエネルギーを,もっと他のことに使えたかもしれないのに.

だからエリザベスの例より収入が高い人にとっても,低い人にとっても,私からのメッセージは同じだ.生きているうちに金を使い切ること,つまり「ゼロで死ぬ」を目指してほしい.そうしないと,人生の限りある時間とエネルギーを無駄にしてしまう.


これは,「お金を残して死ぬことは,タダ働きをしたことになるだけでなく,できていたはずの体験を逃した」ということを,非常に論理的に説明した,本書で紹介されているエピソード (を簡略化したもの) です.

金融投資をされている方は,「配当」や「複利」がいかに強力かをご存知でしょう.時間と体験に対する投資にも,同等の法則が成り立ちます.例えば若い頃にバックパックで外国を訪れた旅は,それを思い出す度にニヤニヤし,その後の人生の糧になるでしょう.

著者の,"Each version of you dies everyday" という言葉が,心に響いています.私の娘は今年で20歳になりますが,彼女が幼い頃,一緒に子供向けの映画を観に行ったような体験は,もうできないのです.つまり,「娘と子供向けの映画を一緒に観た私」は,既に死んでいるのです.

「お金」を「意味のある体験」に変換する能力は,年齢を重ねるごとに弱体化していきます.90歳から水上スキーをはじめることはできません.体験は,早くすればするほど,残りの人生を豊かにします.「今日のバージョンの自分は毎日死んでいく」という考えを胸に,お金を意味のある体験に変換していこうと思います.


さて資産はいつ取り崩しはじめるべきなのか.著者は,それは45歳から60歳の間,と主張します.具体的な説明や試算方法は本書に譲りますが,ここで忘れてはならないことがあります.

資産のピークがいつかを決めるのは,数字ではなく,健康状態 (生物学的年齢) である,ということです.即ち,健康であればあるほど,実質的な金持ちである,ということです.

どんなにお金があっても,健康を買うことはできません.健康でなければ,どんなにお金があっても,それを最大化することはできません.理論上,「お金」は増やすことができる資産ですが,「時間」や「健康」は増やすことができない資産…ということを考えれば,どちらが価値が高いかは自明です.


死後にもらうと,うれしさ半減,価値は激減

冒頭の発言で誤解を招くといけないので補足しておきますが,著者は,「子供にお金を残さず,生きているうちに全部使ってしまおう」と言っているわけではありません.あくまで子供に与えるべきお金を取り分けた後の,残りを生きているうちに使い切るべきだと主張しています.但し,「あなたが85歳,子供が60歳」の時に相続するのではなく,子供が若いうち,具体的には子供が26歳から35歳の間に,お金を渡すのが最善と説いています.私としては,子供には体験や教育には惜しみなくお金を使い,残すお金はゼロで良いと考えています.


お金の心配があるかもしれません.でも,ゴキゲンな人生を送れない心配にも,真摯に向き合うべきではないでしょうか.同じ毎日の自動運転モードから抜け出し,一度きりの人生で本当に何がしたいのかを考えてみるべきです.

いつかお金がたまったら…?
いつか時間ができたら…?
いつかリタイアしたら…?
いや,物事を決めるタイミングには,「たった今」か「永久に後」の2つしかないのです.

死ぬ時に思い出すのは,大好きな人と一緒に過ごした思い出であり,銀行残高ではないはずです.人生の価値とは,お金ではなく,お金を使って得られる体験価値なのです.

今それをしないリスクを考えてみよう.一緒に経験したい誰かの顔を思い浮かべてみよう.先延ばしにせず,今その経験をすることで,どれだけこの先の人生で「思い出の配当」が得られるかを想像してみよう.


「45歳から60歳」が資産を取り崩しはじめるゴールデン・エイジなのであれば,今年48歳になる自分に向けて,そして同世代の仲間に向けて,心をこめて書いてみました.




2019年7月19日金曜日

Bay Area 201907 [child]

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何度目かすら数えていない,今ではすっかり慣れた,アメリカ出張.だけど今回の出張が特別だったのは,娘が1人でやってきて,2人でベイエリア・ヨセミテを旅したことです.

16年前に娘が生まれた時,「いつか彼女と2人で海外旅行なんてすることがあったら,父親としては至高のひとときだろうな」などとボンヤリ考えたことがありましたが,まさか本当に実現するとは思わなかった.

ずっと昔に読んだ,ランディ・パウシュが死に際に語ったこんな言葉 が,とても印象に残っています.

親ならだれでも,自分の子供に自分が大切だと思うことを伝え,人生で訪れる問題にどのように立ち向かうかを教えてやりたい.自分が人生で学んだことを話して,子供が人生を歩む道しるべのひとつにしてほしい.


大袈裟に言うと,この旅は,自分が娘に「これまでの自分」を語る,最初で,もしかしたら最後の (もちろんそうならないことを願いますが) 旅路かもな…なんてことも考えながら,至高のひとときを過ごしました.

願わくは,子供との想い出の絵本を1ページでも増やして,自分が死ぬ時にそれを胸に抱いて行けたら.この旅は,その絵本の表紙になるかもね.


Flickr photos: Bay Area 201907


2018年11月17日土曜日

Very first competition 201811 [diary]

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2018年10月20日土曜日

小学校最初の運動会 [diary]

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2018年1月31日水曜日

6回目の誕生日 [diary]

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最近なんか急に,お兄ちゃんの顔になったなぁ…

君のおかげでこの6年間笑いっぱなしだわ.
ひょんなことでいつも笑わせてくれる君へ,誕生日おめでとう.


2017年12月3日日曜日

My blessing Sunday [diary]

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2017年11月23日木曜日

七五三 [diary]

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2017年10月8日日曜日

幼稚園最後の運動会 [diary]

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2017年1月31日火曜日

Happy 5th! [diary]

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2016年11月12日土曜日

"Welcome back home" - あの頃の僕に会いに行った日 [reflection]

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出張でボストンに来ています.ボストンは私が大学時代を過ごした街.懐かしいですね.卒業後も,プライベートで1度,前職時代に仕事で2度来る機会がありました.でも実は,高校時代にも同じマサチューセッツ州に住んでいたことがあるのです.


私は名古屋で生まれ育ち,16歳の時に単身渡米しました.その最初の年は,マサチューセッツ州の外れ,ボストンから車で西に2時間ほどの片田舎にある全寮制の高校に,1年間通っていました.そしてこの日,20年以上ぶりに,その場所を訪れてみたのです.

大袈裟に思われることを承知で書くなら,今この地を再訪したら,自分の中で何かが変わってしまうのではないか…そんな想いを抱いて向かいました.


絶望的なホームシックの中,右も左も,英語もロクに分からなかった当時の自分.それが何かも分からない,何かを,いつも追い求めていた,そんな無いものねだりの毎日だったように思います.

1年後にフロリダにある高校に転入したのですが,その頃にはアメリカにもこの地にもすっかり馴染み,今度はこの地に対してホームシックを感じることになります.


笑って,泣いて,恋をして,最高と最悪が交互にやってきて,とてつもなく感情を揺さぶられながら過ごしたアメリカ1年目の年は,私の人生において,とても特別な時間でした.

1992年の秋.ちょうどその年も大統領選があり,ニュースは,初当選したビル・クリントンがサックスを吹く姿をとりあげていました.寮のロビーに1台だけあったテレビのチャンネルはいつも MTV で,エリック・クラプトンの Tears in Heaven,ガンズの November Rain,レッチリの Under The Bridge,ニルヴァーナの Smells Like Teen Spirit なんかがよく流れていたのを思いだします.

そんな当時の原風景や感情が,濁流のように押し寄せてきた1日.

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あの頃の僕は,41歳になった僕を見て,どんなふうに思うかな.


そうそう,当時,新しい生活の中で心の拠り所のように聴いていたローリング・ストーンズも,忌野清志郎も,今でもよく聴いているんだよ.清志郎は死んじゃったんだけどね…

最高にチャーミングな娘と,毎日君のことをゲラゲラ笑わせる息子が,24年後の僕にいるなんて,想像できないだろう?

なかなかいい人生なんじゃないかな.
あの頃の僕のおかげかもね.

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その気になれば,いつでもまたゼロからはじめられる.

あの1年が乗り切れたなら,この先どんな困難もへっちゃらだし,どれだけでも勇気を出して冒険できる.

そうだ,子どもの頃に会いたかった大人になろう.


…帰りの車の中で,エリック・クラプトンの Tears in Heaven,ガンズの November Rain,レッチリの Under The Bridge,ニルヴァーナの Smells Like Teen Spirit なんかを口ずさみなら,そんなことを思った1日でした.


Flickr photos: New England 201611
Peace Pipe: 嗚呼,懐かしの我がボストン [diary]


2016年10月23日日曜日

運動会 2016 [diary]

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2016年10月1日土曜日

ミッション・ステートメント (再掲) [mission-statement]

去年のはじめに書いた,自分自身の信条・理念を表明したミッション・ステートメント.

本来,最も大事なものはダイナミックに変わるはずであり,それを「配偶者,家族,金,仕事,所有物,娯楽,友人・敵,宗教,自己…」などと,一意に決めることはできません.このミッション・ステートメントは,その時・場面・状況において,私にとって何が大事なのかを判断する羅針盤です.

今一度これを噛み締めようと思い,ここに再掲します.

私は,自分の理念に基いて集団から抜け出し,明確な優先順位と人生哲学を持って自分と向き合う為に,以下のミッション・ステートメントを定義する.ここに述べることは,私が何者か,どのような人間になりたいのか,何を信じているのか,本当にやりたいことは何か,何を目指し,どのような貢献・功績を成し遂げたいのか,内面の根底にある価値観,方向性,優先順位は何か,である.

これを原則とし,私の人生の中心に置く.この原則は,私の安定 (心の拠り所),指針 (意思決定の基準),知恵 (目の前の事象をどうとらえて,原則を適用するか),力 (選択と決断,及び誘惑を克服する意志) の源である.


私は父親である.
私は,私の子供達の話をよく聞き,常に彼等の理解者である.私は,私の子供達を愛で包み,彼等に私が人生で学んだことを伝え,彼等を大人に育てあげる.私は,子供達が父親としか得られない経験を彼等と共有し,彼等の笑い声を世界で一番聞く耳を持つ.私は,私の子供達には近づきすぎず,でも彼等が手を伸ばせばいつも届く所にいる.私は,子供達がいろいろな体験ができる環境を整備し,彼等が好きなものを見つけたら徹底的にサポートするし,飽きて違うことをやりたくなったら,それも応援する.私は私の子供達のヒーローである.ヒーローは守るためにそこにいる.

私は息子である.
子供が悔いのない人生を送ることが,親にとっての一番の幸せだと信じ,私は自分が正しいと思う道を歩む.例えそれが親の願いや希望に背くものであっても.

私は友人である.
私の友人は,私を写す鏡であり,私もまた彼等にとって,彼等を写す鏡である.

私は技術者である.
私はテクノロジーの力,インターネットの力を信じている.私は,時間を操作して,取り出せる,四次元ポケットを創る.私は人のライフスタイルを変えるもの,普通の人をニートにするもの,そして人を幸せにするものを創る.私は1を2にすることよりも,0を1にすることにこだわる.私は私が創るものと,そのプロセスを愛している.

私は上司である.
私は私の部下を愛している.

私は部下である.
私は私の上司を顧客ととらえている.顧客が望むものを提供するのがプロであり,多くの場合,顧客に何を望むか聞かずともそれをする必要がある.顧客は,自分が望むものを認識していない場合さえある.

私はアーティストである.
私は自分にしかできない表現ができた時に,それを誇りに思う.

私は,明るく楽しい人である.
私は人を笑わせることが好きである.私と接することで,一緒にいる人が明るく楽しい気分になったら嬉しい.また私自身も明るく楽しい人が好きであり,そのような人達と出会う機会を逃さない.私にとっての麻薬は,そのような人達との会話であり,決して酒や煙草ではない.

私は冒険家であり,ファイターであり,粘り強い生存者である.
私は未だ見ぬものに勇気をもって積極的に挑戦し,例え打ちのめされてもまた立ち上がる.「ちょうど良いタイミング」なんてものは,嘘である.物事を決めるタイミングには,「たった今」か「永久に後」の2つしかない.最も恐れていることこそ,最もする必要があると考える.


人生はわくわくするものだと信じる.
迷ったら,わくわくする方を選ぶ.

人生はシンプルなものだと信じる.
迷ったら,シンプルな方に倒していく.

私は,ミニマリズムを追及する.

人生は自由なものだと信じる.
十代の若者が学校や教師に対して訴える自由ではなく,大人になってからの自由とは,誠実に生きることである.迷ったら,人として誠実かどうかを自らに問う.

人生は刺激的なものだと信じる.
但し,外部からの刺激は虚無だと理解している.

私は音楽の力を信じる.
この先いかなる困難に直面しようとも,きっと音楽が救ってくれる.

私は自分でコントロールでき,影響を与えられるものにフォーカスする.過去,未来を含めて,自分がコントロールできないことに時間を費やさない.他者の課題は切り捨て,自分の課題に他者を介入させない.


私は自分を信じ,受け入れる.
私は自立し,主体的に自分の人生を選択する.
私は他者を信頼し,常に感謝の気持ちを持ち,常に同じ目線で接する.
私は他者に貢献するが,他者の評価は気にしない.


私は,generous に振舞う.Generosity とは,金に対する気前の良さだけではなく,時間などを含めたコスト,及び心の寛大さをも指す言葉である.

私は謙虚に振舞う.承認欲求を否定する.自分を大きく見せる為の一切の努力を放棄する.

私は,タイムマネージメント,目標設定,一貫性,キャリアプラン,マルチタスクは,全て無意味だと考える.これらを全て放棄する.原則に従い,目の前にあることに集中して取り組む.

私は,自分に関係ない,重要ではない,緊急ではない情報は,全て無視する.

私のモチベーションは,自律,熟達,意義の3つを根拠とする.
その先にあるものは,没頭である.


私は,他人に言いたいことを言う.それが悪いことでも必要なことであれば言うが,特に賛辞の言葉は惜しまない.

私は良いものを選んで,ゆっくり食べる.満腹になるまで食べない.本質的なエネルギーは,節制から生まれると理解している.

私はツール・サービスを駆使するが,決してそれらには使われない.

私は金で買えるものに,本質的な価値はないと考える.モノを買うだけでなく,モノを買う準備をすることすら無駄だと悟っている.物質的なものより,精神的な成長を求める.物欲に駆られることがあれば,一度時間と距離を置く.但し,質の高い時間を買う時は,金を惜しまない.


毎日,知性を磨くことに時間を費やす.知性と肉体は繋がっているからである.

毎日,肉体を磨くことに時間を費やす.肉体と知性は繋がっているからである.


私は,常にクオリティよりもスピードを優先し,決して完璧主義者にはならない.細部が気になってきた時は,「いい加減はいい (良い) 加減」とおまじないを唱えて,そこでストップする.


全ての物体に存在意義がある.
周囲から与えられた価値観はまやかしである.
肉体と精神と宇宙は直結している.
旅は私の心を解放する.
音楽は私の魂を解放する.
水の流れは私に平穏をもたらす.


私は以上の原則に耳を傾け,常識にとらわれず,論理より直感を信じる.
モノゴトの結論というものは,直感から導かれ,論理でそれを後付けする.決してその逆であってはならない.


2016年9月17日土曜日

中学校最初の体育祭 [diary]

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2016年5月21日土曜日

毎日,家に帰るのが楽しみでしかたない [reflection]

子供が可愛くてしかたない.
毎日,家に帰るのが楽しみでしかたない.


2016年5月16日月曜日

目を閉じて想起してほしい,息子の寝顔に誓った守り抜く決意 / ちちこぐさ [book]

ちちこぐさ(1) (ブレイドコミックス)

最近読んでいる漫画.
この手の内容はずるいと言えばずるいのだが,それでも感情移入せずにはいられない.

このコピーだけでクリックしてしまった.

すべてのパパの涙腺を崩壊させる『ちちこぐさ』。目を閉じて想起してほしい、息子の寝顔に誓った守り抜く決意。わがままを許せなかった自分を悔いたあの日。いつの間にか握る必要のなくなった小さな小さな手。

http://honz.jp/articles/-/42765

男の子をもつ男親にはオススメしたいし,むしろ男性なら誰でも,自身の父親を思って読むのもいいかもしれない.

4800001846ちちこぐさ(1)
田川 ミ

B01EKR2CGI[まとめ買い][Kindle 版] ちちこぐさ
田川ミ