Tuesday, February 21, 2006

Windows から Mac へ iTunes のデータ移行 [mac]

これから折を見て,[mac] のカテゴリとして iMac に施した内容を紹介していこうと思う.いわゆる私の「始めての Mac 体験記」みたいなものだが,熟練ユーザーの方々にはきっと笑われそうな内容でも,誰かしらの参考になれば幸いである.

さて,UN*X 派の私も iPod だけは仕方なくサブマシンの Windows に iTunes を入れて使用していたが,iMac 購入を機に iPod を HFS+ で初期化し,Win 側のデータを iMac に移行した.というわけで今回は私がやった手順の紹介.

Windows の iTunes における必要なデータは,一般的に

    %USERPROFILE%\Application Data\Apple Computer\iTunes
    %USERPROFILE%\Local Settings\Application Data\Apple Computer\iTunes
    %USERPROFILE%\My Documents\My Music\iTunes
    C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Apple Computer\iTunes\SC Info
と言われている (Windows で iTunes を利用されている方は定期的にこれらをバックアップしておくことをお勧めする).

尚,上記は iTunes をデフォルトの設定にしている場合の話.設定で,「"iTunes Music" フォルダの場所」を変更している場合はその変更先に音楽データがあるはずだし,HDD 内の各所に音楽データが散っている場合はデータ移行前に「詳細」→ 「ライブラリを統合」を実行してデータを "iTunes Music" フォルダに集めておいた方が良い.

このうち,
    %USERPROFILE%\My Documents\My Music\iTunes
以下の
    ライブラリ情報ファイル:
        iTunes Library.itl
        iTunes Music Library.xml
    音源データ:
        iTunes Music
を Mac の
    $HOME/ミュージック/iTunes/
以下にコピーすれば,全ての音源データ,プレイリスト,再生回数,Podcast の登録情報など,必要なデータが全て引き継がれるようだ.非常に簡単だ.特に "iTunes Music Library.xml" は,中身にファイルの位置情報が絶対パス (Windowsのパス) で書いてあるのに,コピーするだけでそのまま (Mac 側のパスに変換されて) 使えたのには少し感動した.

私が移行したデータは以上.Windows 側でバックアップを取った他のファイルをどうにかすると Mac 側の iTunes 設定まで引き継がれるのかもしれないが,どちらにしろ iTunes の設定は一度見直したかったので,ここは手動で行った.

最後に Win 側の iTunes で「詳細」→「コンピュータの認証を解除」しておく.大体は以上で十分だろう.

以下,私がその他にやった (おそらく他の方にはあまり必要のない) 作業.


まず気になったのは,ライブラリ情報フィルの "iTunes Library.itl" で,Windowsでは ".itl" という拡張子がついているが,Mac では "iTunes Library" という名前になっている.Macの流儀に合わせようと,コピーしてきた "iTunes Library.itl" を "iTunes Library" に rename する (拡張子を取り除く) と,このファイルが Mac から iTunes データとして認識されなくなってしまった.Mac のファイル識別方法はまだよく分からないので,一度 $HOME/ミュージック/iTunes/ 以下を空にして iTunes を立ち上げ,デフォルトの "iTunes Library" を作った後に Win からコピーしてきた "iTunes Library.itl" の内容をコピーすることにした.

テキストファイルであればコピペで済むのだが,このファイルはバイナリーなので,ターミナルを立ち上げて Vim の binary edit を使う.
    $ vim -b -o iTunes\ Library iTunes\ Library.itl

    :windo :se tw=0
    :windo :%!xxd
    "iTunes Library.itl" の内容を "iTunes Library" 側にコピー
    :%!xxd -r ("iTunes Library" 側のウィンドウで)
    :wq ("iTunes Library" 側のウィンドウで)

これで,"iTunes Library" というファイル名で,これまでの設定が全て引き継がれたライブラリ情報ファイルができた...という完全に自己満足の世界 (そして絶対にもっと簡単な方法があるはずだ…).


次に気になったのは,Winから移行してきたデータは FAT32 のポータブル HDD に入れて持ってきたので,ファイルパーミッションが 0777 になっているのが少し気持ち悪い (いや,別にいいんだけど…).

というわけで,ターミナルから $HOME/Music/iTunes 直下で
    $ find . -type d -exec chmod 755 {} \;
    $ find . -type f -exec chmod 644 {} \;
としておく.約5600曲,32GBぐらいのデータ量だが,そんなに時間はかからなかった.

まあ最後の2つはオマケみたいなもので,Mac の挙動をいろいろ見てみたかった延長だが,ここまで神経質になることもないだろう.


4 comments:

いっぺい said...

はじめまして。
iTunesをWinからMacへ以降する際に、
プレイリスト等がうまく引き継げなくて困っていましたが、
こちらの記事のおかげで今までと同じ環境を構築する事ができました。
ありがとうございます。

toshi said...

いっぺいさん,はじめまして.

このエントリは,後から読み返して「もっと分かりやすく書けなかったかな?」と反省していましたが,参考にされた方がいるというのは大変嬉しいです.

私は比較的特異な環境で,割と偏った使い方をする傾向にある (笑) ので,どれだけ他の方の役に立つか分かりませんが,これからも時々 Mac のことを書いていこうと思います.

ピカン said...

このブログ見つつやったら
無事に以降出来ました
あなたの記事は分かりやすい!
ありがと!

toshi said...

ご無事に移行できたようでなによりです.
コメントありがとうございます.

Have a happy Mac life!!