人生というものは,ボブ・ディランかビートルズの歌のようなものだ - Steve Jobs at D5 Conference [memo]
2007年の D5 Conference で,アップルのスティーブ・ジョブズとマイクロソフトのビル・ゲイツが共演してインタビューを受けているビデオを観た.
Steve Jobs and Bill Gates Together - D5 Highlights
Steve Jobs and Bill Gates at D5 Conference (Podcast)
一言で言えば「デジタルメディアの過去と未来」のような内容で,その中には
日本の家電メーカーは正しいソフトウェアが書けなかった.
iPod は (ハードウェアではなく) ソフトウェアだ.
といった言及があるなど,個人的に気になる部分は多々あったが,ここでは最後にスティーブ・ジョブズが語った,ちょっと粋な言葉を紹介しましょう.
人生というものは,ボブ・ディランかビートルズの歌のようなものだと思うけど,ビートルズの歌詞にこんなのがある.
"You and I have memories longer than the road that stretches out ahead"
僕ら (スティーブ・ジョブズとビル・ゲイツ) もそんな感じだよ.
2007年と言えば,スティーブ・ジョブズは飛ぶ鳥を落とす勢いで,ビル・ゲイツもまだ引退前.そしてこの2人は同い年なんですね.
様々な技術や企業が繁栄し,また廃れていった激動の時代を生き抜き,互いに天敵・親友としてトレンドを作り上げてきた2人の関係を振り返った時に,素直に出てきた言葉なのだろう.
ところでこの対談の冒頭に,プロローグとしてこれまでの2人の共演を遡るビデオが流れるのだが,1983年の映像がなかなか笑える.ジョブズはハンサムで,声は今とまったく一緒.ゲイツはモヤシっ子で,いかにも「ギーク」というかんじ.これだけでも一見の価値ありだ.
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