常春の東京亜熱帯区 - 八丈島 [diary]
ゴールデンウィークの前半は八丈島を訪れていました.
行ったことのある友人からは「なーんもないよ?」と言われていたのだが,そこには山の自然と海の自然を同時に堪能できる贅沢があった.
山には,眩しいほど鮮かな新緑や神秘的な空間があり,
海では,釣りやシュノーケリングを楽しんだ.
実際に入ったのは下の3つ (うち1つは足湯) だが,島の南側には温泉もたくさんあった.自然を眺めながら入る温泉は格別である.
確かになーんもない.でもそこにある情緒溢れる何気ない路地,心を奪われる雄大な景色.こういうのがいいのである.
そして,この山と海から採れる島グルメが絶品である.
こちらは郷土料理の島寿司.ヅケにしたネタを,わさびの代わりに辛子で握る.醤油漬けのねっとりしたネタと辛子は意外に相性が良く,そこにさっぱりしたシャリが絶妙のハーモニーを奏でる.どんどん口に運んでしまう.
そのほかにも旨いものはたくさんあったが,
別名「八丈草」とも呼ばれる「あしたば」という草を使った料理は特によく目にした.
おひたしや天ぷらはもちろん,あしたばそばにあしたばうどん,あしたば茶,さらには豆腐,佃煮,煮物,ブラウニー,タルト,まんじゅう,アイス,ラスク,ラーメン,みそ,ふりかけ…あしたば石鹸まであった.
何でもあしたば入れりゃいいってもんじゃ…という気もしてくるが,独特の苦みがクセになり,確かに何にでも合う気がする.このあしたば,漢字で書くと「明日葉」である.どことなくポジティブな感じがするではないか.
ところで羽田からジェット機でわずか50分の八丈島は,住所も東京都である (車のナンバーは全て「品川」だった).国内を旅行する時は,その土地のローカル番組やローカル CM も楽しみにしているのだが,八丈島のテレビは都内と同じものだった.それだけに,この空気の中に映る,都内にオープンした大型家電量販店の宣伝などは,なんだか滑稽でもあり,普段の暮らしから急に異空間に紛れ込んだ感覚を覚える.
沖縄や屋久島もいいが,関東に住んでいて2-3泊で手軽にのんびり感を味わうなら,そんな八丈島もおすすめです.
5 コメント:
去年の夏に八丈島行きました、何にもなくていいですよね〜。3日いったうちの2日が台風でしたが。。。
写真の島寿司の店、2回行きましたw
島寿司うまいよねぇ.
島寿司はあそこ寿司とみつ橋で食べました.
あそこ寿司は大将もいい味出してますね.
いったことはないんだけど
くさや食べた!?
食べました!
思ったよりクセもなく,日本酒や焼酎がすすみそう.
実際にはビールで酔っぱらっていましたが…
僕も行きましたー。
蛍&光るきのこ、と、キョンが良かったです。
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