Fire Dog by 斎藤 和義 [music]
何気に名盤だと思った.
MG's の後に斉藤 和義のエントリーを書くのも節操の無い話ではあるが,まあ書かないよりは書いておきます.
斉藤 和義というミュージシャンは,昔聴いたことがあった…というか,このアルバムもずっと若い頃,ハタチそこそこの頃に持っていたはずだ.当時はピンと来なくて売ってしまったか無くしてしまったかだと思うのだが,たまたま友人に借りて聴き返してみたところ,やたらカッコいいなぁと思うのである.
あれから,人生に様々ことがあった今,改めて聴き返すと,やたらと胸に響くものがある.
双方のファンの方に,ボロックソに罵倒されることを覚悟であえて書くなら,私の中の印象は「硬派な奥田 民生」…とでも言えば良いだろうか.まあ人の感じ方は自由ってことで.
決して歌もギターも上手いわけではない.
でもなーんかいいのである.
結局,人の心を震わせるのは,技術ではなく,曲なんだと思う.
例えばビートルズで言えば,ポール・マッカートニーは世紀の大天才に違いないが,決して私の心を震わせることはない.やはり突き刺さるように響いてくるのは,ジョンの曲なのだ.
そして,人間を大きく2つに分けるなら,斉藤 和義はジョン側の人間なんじゃないかと思う.
今,このタイミングで,斉藤 和義の音楽に再会できたことに対する感謝の想いを,とりあえず書き留めておこうと思いました.
誰も教えてくれない時は
認めなさい
それがあなたでしょう?
-- 砂漠に赤い花 / 斎藤 和義
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