Sunday, November 30, 2008

Fire Dog by 斎藤 和義 [music]

FIRE DOG

何気に名盤だと思った.

MG's の後に斉藤 和義のエントリーを書くのも節操の無い話ではあるが,まあ書かないよりは書いておきます.

斉藤 和義というミュージシャンは,昔聴いたことがあった…というか,このアルバムもずっと若い頃,ハタチそこそこの頃に持っていたはずだ.当時はピンと来なくて売ってしまったか無くしてしまったかだと思うのだが,たまたま友人に借りて聴き返してみたところ,やたらカッコいいなぁと思うのである.

あれから,人生に様々ことがあった今,改めて聴き返すと,やたらと胸に響くものがある.

双方のファンの方に,ボロックソに罵倒されることを覚悟であえて書くなら,私の中の印象は「硬派な奥田 民生」…とでも言えば良いだろうか.まあ人の感じ方は自由ってことで.

決して歌もギターも上手いわけではない.
でもなーんかいいのである.

結局,人の心を震わせるのは,技術ではなく,曲なんだと思う.

例えばビートルズで言えば,ポール・マッカートニーは世紀の大天才に違いないが,決して私の心を震わせることはない.やはり突き刺さるように響いてくるのは,ジョンの曲なのだ.

そして,人間を大きく2つに分けるなら,斉藤 和義はジョン側の人間なんじゃないかと思う.

今,このタイミングで,斉藤 和義の音楽に再会できたことに対する感謝の想いを,とりあえず書き留めておこうと思いました.

誰も教えてくれない時は
認めなさい
それがあなたでしょう?

-- 砂漠に赤い花 / 斎藤 和義


FIRE DOG
斉藤和義 宮内和之 寺田創一

FIRE DOG
ジレンマ Because 35 STONES WONDERFUL FISH COLD TUBE
by G-Tools


Friday, November 21, 2008

Booker T. & the MG's at Blue Note Tokyo [music]

R0010936

Booker T. & the MG's…ホンモノ,である.
21世紀に,この目で観て,この耳で聴いたのだ.
Peace Pipe: 伝説が来日します - Booker T. & the MG's 来日決定!! [music]

「なんだジジィ共,まったく期待外れじゃねぇか.何しに日本来やがった?」とでも書ければまだおもしろかったのだが,ブッチギリで期待以上…というか想像以上だったわけで.

会場を見渡してみると,忌野 清志郎や三宅 伸治も来ていた.そして清志郎はステージに上がり2曲も歌っちまいやがった.オイアンタ,癌が再発して闘病中のはずだろ…

Cropper だけは生で何度か聴いたことがあったが,その度に「ギターってこんなにいい音がする楽器なんだ」と唸らされる.Duck Dunn のベースは脇腹に突き刺さってくるようだし,Booker T. Jones のオルガンは,このまま聴き続けていたら快楽死してしまうんじゃないかと思った.

掛け声1つでガラッとテンポが変わる.
音の洪水が刻々と表情を変える.
アイコンタクト1つもせずに,裏拍でビターッとバンドが合う.

…なんせ自分が敬愛してやまない音楽の「元祖」が,目の前でライブをしているのだ.
ソウル「っぽい」という次元ではなく,メンフィスソウルを築き上げた立役者ソノモノが.

その光景がとても現実のものとは思えず,まるで透明感の無い感覚とリアルにまぶしいステージライトとのギャップの中で,ただただ興奮するばかりの夜だった.

Green Onions
Stax Profiles

あぁぁぁ…メンフィス行きたいなぁ...


Wednesday, November 19, 2008

ソフトウェアエンジニアリングに重要な10のコンセプト [software]

「デスマーチ」を提唱した Edward Yourdon のプレゼン資料より.
Top Ten Software Engineering Concepts, v10 - The Yourdon Report

1つ1つのコンセプトから適切な外部リンクが貼ってあり,とても読み応えがある.

同時に,「詳細については外部リンク参照」ということは,各コンセプトにおいてこの資料中に書かれていることは Yourdon が「特に重要」と考えている点であると読み取れるかもしれない (例えば「インクリメンタル開発」においては「デイリービルドアプローチを使え」など).

「イテレーション」について「そのオブジェクト指向バージョンがリファクタリングである」とか,「再利用の重要性」について「その Web 2.0 バージョンがマッシュアップである」などといった着眼点も興味深い.

そして最後の「まとめ」スライドの1行目が

Technology is not the key issue

というあたりが,いかにもデスマーチの Yourdon らしいではないか.


ひとまずこのエントリーでは紹介だけ.

1. You can't control what you can't measure
2. Peopleware
3. Incrementalism
4. Iteration
5. Repair costs if defects leak downstream
6. Tradeoffs are non-linear
7. Reuse is important
8. Risk management is key
9. Consistency trumps brilliance + death-march
10. Don't reinvent the wheel


いずれシリーズ的に1つ1つ取り上げてみたいなーと思ってます.


Sunday, November 16, 2008

Prowise Business Forum - ソーシャルネットワークと集合知 [seminar]

木曜の話になるが,日立システムアンドサービスが主催する Prowise Business Forum というフォーラムがあった.
第32回 Prowise Business Forum「企業の人的資源を引き出す社内SNS/Blog活用術」

今回のゲストが 橋本 大也さん ということで注目していたのだが,会場が私の職場のすぐ近くだったので,会社を抜け出して大也さんのセッションだけ聞いてきました.

「ソーシャルネットワークと集合知 -SNS,Blog,Wiki 活用の知識経営-」と題された彼のプレゼンは,ソーシャルネットワークについての10個の研究を通して,IT ベンチャー企業経営における試行錯誤や,未来の創造的な知識経営の事例を紹介するというもの.

フォーラム自体が少し堅苦しい雰囲気だったように思うが,その空気を読んでか,大也さんもいつもの (良い意味で) おちゃらけた感じではなく,ずいぶん真面目に話しているなーという印象だった.

特に印象的だったのは,「日本家屋のしきりの知恵」と「弱い紐帯の強み」という2つのコンセプト.

前者は,襖・簾・障子といった,光や音を完全に遮断しない日本家屋のしきりの美学を組織に用いて,風通しを良くするというものである.何でも杓子定規にするのではなく,内部統制と創造性のバランスを取ることは非常に重要だと改めて感じる.

後者は,人生の転機や有益な情報は,普段から高頻度で接している関係ではなく,遠方で時々会うような,いつもはあまり密接につながっていない知人からやってくるというものである.ちなみに「パーソナルネットワークに遠方の人を数多く含んでいる管理職は昇進が早い」という調査結果まであるのだとか (これについては個人的には懐疑的だが…だってそしたら例えば地方から東京に就職している人なんて自動的に有利になるじゃん).ところでこの話を聞いている時に,ふと最近会っていない友人が懐しくなり,なんだか無性に会いたくなった.

プレゼン内容の詳細については,こちら (パワポ直リンク).

人脈の維持コストが低くなり,情報発信が容易になった今日において,いかにその価値を高め,コントロールしていくかが,これからのポイントになるとは思うのだが,そんな難しいことを考える前に当事者がその恩恵を感じなければ意味ないよなーというのがこの日の私の結論です.


Wednesday, November 12, 2008

最近ブログ更新してないけど [memo]

生きてますよ,元気ですよ,大丈夫ですよ.

更新が滞ってるだけで「なに? 最近大丈夫?」と聞いてもらえるのは,ある意味幸せなことですね.

充電期間は十分とったので,また更新しますよ.