最近話題のミドリムシ.ユーグレナは,このミドリムシの大量培養を,世界ではじめて成功させたバイオベンチャーです.創業時に堀江貴文氏が出資し,10年足らずで時価総額が1000億円を超える企業になったということで,私も注目していました.
そんなユーグレナの代表,出雲充氏によるコラム.
なんていうか,「イノベーション」て,天才的な閃きとか,マジックのような発明のように思われるけど,本当はこういうことだと思うんだよね.
大きなビジョンを実現する為に小さなプランは簡単に変更してしまう柔軟性を持ちつつ,変なこだわりやプライドを持たず,しつこく努力して,小さなことを積み重ねる繰り返し.
「1回目の成功の可能性が1%しかなかったとしても、2回挑戦したら、成功率は1.99%になる」という法則です。
例えば、あなたが成功率1%のことに挑戦するとします。成功率1%ということは、逆に失敗する確率が99%であり、ほとんど成功しないということになります。しかし、1度失敗したことをもう1度チャレンジすると99%(1回目の失敗確率)× 99% = 98.01%となり、失敗する確率は1%減り、成功確率は2%に上がります。
同じように3回目のチャレンジの場合、98.01%(2回目の失敗確率)× 99% = 97.0299%で成功率は3%に上昇。以後、挑戦すればするほど成功率は上がり、50回挑戦すると、成功率は39.4994%と3分の1以上、100回挑戦すると成功率は63.3968%で、なんと3分の2にまで上がり、459回目の挑戦での失敗確率はわずか 1%! 逆に成功率は 99% となるのです。
-- 出雲 充
第1回 成功の絶対条件は「量」。「アタマ」を使って、試行回数を増やせ|昨日の不可能を可能にする「万能超ポジティブ」講座
僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。――東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」のとてつもない挑戦 出雲 充 |
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