今日は GREE Labs のオープンソーステクノロジー勉強会に行ってきた.
GREE Labs -オープンソーステクノロジー勉強会 第3回
元々,日本 ruby の会会長の高橋さんによる Ruby on Rails (最近流行りの Web アプリフレームワーク) の話が聞けるということで興味を引かれたわけだが,どうも最近は本業よりも Web プログラミング (というかそっち方面の開発) にどんどん自分の関心が寄ってきている気がする.
個人的に興味深かったのは,高橋さんが Rails の話の流れで「少し PHP の話をさせて下さい」と,プレゼンの 1/3 ぐらいを PHP に費やしていたこと.曰く,Ruby on Rails のような最先端の開発環境は人々の関心も集まり一躍脚光を浴びているが,PHP は軽視されていて「みんな PHP の良さが分かっていないのでは?」と言うのだ.
「Geek や言語マニアには PHP は不評」としながら,PHP は「手段」としての言語であり,サービスで勝負したい,と述べていた (Geek や言語マニアは,言語を「目的」としている).
それから GREE の CTO,藤本さんが,彼の開発したフレームワーク,Ethna を説明をしている時に,その開発信念を,
絶妙に妥協
柔軟に拡張
高速に開発
と語っていたこと.
これは別に Web フレームワークに限った話ではないと思うし,私も業務でアーキテクチャ設計の話をすることがあるが,改めてこう言われるとなんか目から鱗が落ちるようだった.
本質とは関係無い話題で印象に残ったのは,藤本さんが,なんかのイベントでアメリカかどこかの会社の有名な CTO (すんません,関係無い話題だと思って聞き流してたので名前とかは一切覚えてません) に「CTO にとって一番大切なことは?」と聞いたら「採用」と言われたこと.
それからなんといっても高橋さんの「生高橋メソッド」が見れたこと.特にテンポ良くパッパッとスライドをめくっている時は,Bob Dylan の Subterranean Homesick Blues のビデオクリップを思い出してしまった (…って分かる人いますかね?).
勉強会後の懇親会では様々な情報交換をしてネットワークを広げられると思っていたけど (むしろこのテのイベントはそっちがメインだったり…),極度の睡眠不足だったので今日はパスさせて頂きました.
【2006/05/31 追記】
勉強会の様子,発表資料,議事録,音声がアップされました.
GREE Labs -オープンソーステクノロジー勉強会 第3回 −開催のご報告−
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