2008年7月31日木曜日

逗子海岸花火大会 [diary]

「最後の10分で5500発打ち上げるのは日本最大級」と聞きつけてやってきました.

海に来ると無条件にテンションがあがる.
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噂通りフィナーレは圧巻だった.10分で5500発というと,単純計算では毎秒9発以上打ち上がっているわけだ.ありがたみもなにもあったもんじゃない.

「ズダダダダダダダダダ」という音と共に,視界は全部花火…というか,砲撃に近い.いくらなんでもやりすぎだろ.

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こちらは YouTube で見つけた去年の逗子海岸花火大会の映像.「砲撃」です,マジで.


2008年7月28日月曜日

Say It Loud - I'm Black and I'm Proud [reflection]

夏だから…というわけでもないが (いや,あるかな),Sly & The Family Stone や Bob Marley や Greateful Dead などを最近聴いている.

その流れで,久しぶりに JB を聴いて,改めてカッコいいなぁと思う今日この頃.私の JB に対する想いはこの辺りなど.
Peace Pipe: ソウルの神様 - JB [diary]

このエントリーの本題は,彼の "Say It Loud - I'm Black and I'm Proud" という曲を聴いて,ハッとしたという話.

人種差別が公然と残る60年代アメリカにおいて,"Say It Loud - I'm Black and I'm Proud" と言ってのけるのである.

もし,人に持って生まれた役割とか宿命とかいうものがあるのだとすれば,その中のいくつかは避けることのできない,受け入れなければならないものなのかもしれない.それを「受け入れる」という重苦しい概念ではなく,「なに言ってるんだい? むしろ俺はそれを誇りに思ってるんだぜ?」と言い切れることは,なんとカッコいいことだろう.

それはもしかしたら強がりかもしれない.
でも人は,そうやって生きていくものでしょう?

Thanks for being who I am...
「私自身であること」に感謝し,誇りを持って生きていきたい.

人はどうあるか,そして,どうありたいか.

そんなことを感じさせてくれた JB のシャウトでした.



I say we won't quit moving
until we get what we deserve

Say it loud, I'm black and I'm proud

Say it loud!
Say it loud!
Say it loud!
Say it loud!

-- Say It Loud - I'm Black and I'm Proud / James Brown


2008年7月27日日曜日

あなたの DNS サーバーは大丈夫? [memo]

The Tech Guy からの情報だが,とても重要な話だと思うので紹介しておく.

先日,インターネットを使う「全ての人」に影響する DNS の不具合が報告された.大手企業が秘密裏に何ヶ月もかけてパッチを実装した程のセキュリティホールとのことだ.
Internet flaw could let hackers take over the Web

DNS はインターネット上の電話帳のような仕組みである.
Domain Name System - Wikipedia

つまりこの不具合により,例えあなたがどれだけ注意深く自分の PC 側のセキュリティ対策をしていても,意図しないサイトに導かれフィッシング詐欺に遭う可能性があったわけだ.

ではユーザーサイドで何ができるかという話.

まず,あなたの DNS サーバーに脆弱性があるかどうかを調べてくれるサイトがある.
http://www.doxpara.com/

"Check My DNS" して,万が一脆弱性が認められた場合は OpenDNS を使うと良い (208.67.222.222 と 208.67.220.220).
http://www.opendns.com/

この OpenDNS は無料の DNS を提供している企業で,安全というだけではなく高速,さらにアダルトサイトをブロックするといった機能もあるらしい.なにもプロバイダから指定された DNS サーバーを使う必要はないのだ.

社会の様々な仕組みや我々の生活は,後戻りできないほど根深くインターネットに依存している.「重大な不具合が見つかったから修正されるまで世界中のインターネットを一時利用停止します」なんていうことはできない.それだけに,外部要因でインターネットに脆弱性が入り込む余地などいくらでもあることぐらいは頭に入れておいた方が良さそうだ.


神楽坂まつり [diary]

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新宿に8年住んで未だにイマイチ馴染めない私であるが,神楽坂の雰囲気は大好きだ.

都内で最初に開催されたという阿波踊り.写真から熱気が伝わるだろうか.決して広くはない神楽坂通りを,15もの連が練り踊る.とにかく圧巻だ.
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思えば,純粋に「踊り」だけをメインにする祭りははじめてだった気がする.

ちなみに木曜は神楽坂まつりのほおずき市.
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写真は撮れなかったが,阿藤 快が普通に屋台を出していた.

も1つおまけで,こちらは今日の昼下がりに都心で行われていた新宿エイサー祭り.
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いやいや,夏ですねぇ.

♪ 踊る阿呆に見る阿呆
同じ阿呆なら踊らな損々 ♪


2008年7月26日土曜日

想像病患者の夢 [memo]

俺は慢性の想像病患者
あのアン・シャーリーも舌を巻く
もの想う状態が普通なので
悩み疲れたことはない

俺の国は薄気味悪いニュースばかり
政治家もお巡りもアテにならない
甘やかされたクソガキは放し飼い
俺の方こそキレそうさ

-- 想像病患者の夢 / 藤井 一彦


2008年7月21日月曜日

海の日には川へ行こう - 東洋一の湧水地帯 [diary]

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行ったのは今日海の日ではなく昨日ですが,まあ細かいことは気にせずに.

以前こちらのエントリーを読んだ時に三島という土地に興味を持ち,いつか夏の暑い日に行こうと決めていた.
東京から45分で行ける日本屈指の清流地帯 - ココロ社
東京から45分の日本屈指な清流を楽しんで+アルファ - エアロプレイン-

楽寿園・水泉園・柿田川公園・茶房柿田川・うな繁と,今回はココロ社さんとエアロプレインさんのオススメを忠実に守って巡ったので,各所の詳細については上記エントリーをご参照頂きたい.

なにしろアトラクションやテーマパークとかではなく,単純に「水」を目的に遠出するというのもオツなものだ.そして意外にも…という言い方も変だが,実際に行ってみると本当に感動するのだ.水がこれほど様々な表情を見せてくれるものかと驚く.
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特に柿田川の水が湧いて出るこのスポットの水は妖艶なまでに碧く,見ていると吸い込まれそう.
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そしてもう1つのお楽しみ,三島名物天然うなぎ.すごい肉厚で,味は確かにうなぎだが食感は魚…まるで秋刀魚のようだった.
三島の隣町清水町 三島うなぎ 天然うなぎのうな繁
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あなたも空のペットボトルを片手に,無条件に童心に帰れる1日を約束してくれるこの清流地帯を,この夏訪れてみてはいかがだろう.


2008年7月8日火曜日

加賀百万石山代温泉 [diary]

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疲れを癒す為に行った温泉で,逆にいろんな意味で疲れて帰ってきたという話.
親身になって話をしてくれる人がいるだけ幸せか.

あれこれ考えていたことに対して,「考える前にとっくに選択肢なんかないから」という言葉は突き刺さるものがあった.

人の役割というものは,どれだけ決められたもので,どれだけ自分で決めるものなんだろうね.


2008年7月5日土曜日

同じ街,同じ自分,何もかも違う今 - 7ヶ月ぶりの南独 [diary]

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7ヶ月ぶりのドイツ出張.前回この地で感じたことは,ローリング・ストーンズの Connection という僅か2分あまりの曲に凝縮されている.
Peace Pipe: Between the Buttons に溶けていった南ドイツの寒さと暖かさ [diary]

到着した途端,懐しくなっておもむろに Between the Buttons を聴いてみた.
Ruby Tuesday から Connection を挟んで She Smiled Sweetly という流れは本当に素晴らしい.聴くもの全てを叙情的な気分にさせるだろう.

あいかわらず街並みはまるで RPG の舞台に降り立ったように美しいし,
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食事も最高に美味い.
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なにより,やっぱり人が暖かい.


変わらないものがある一方で,確実に違うものもあった.

前回来た時は凍てつくような寒さだったが,7月の南ドイツは夏の日射しが照りつけ,夜は10時頃まで明るい.
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同時に,ここを訪れる自分も確かに同じ自分だが,あの頃とはまるで違う感情を持っていた.あの頃の私は,なんだか随分 desperate だったように思う.

いろいろなものが,この半年余りで死んだのだと,そう気付いた時に,音楽を Between the Buttons から Warpaint に変えていた.


全てが同じで違うこの場所で,全てが同じで違うブラック・クロウズを聴くのも悪くない.


Between the Buttons
The Rolling Stones
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Warpaint
The Black Crowes
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