2008年5月9日金曜日

Twitter は「現実」を共有するメディア [memo]

前エントリーに引き続き Twitter の話題.

愛聴 podcast の1つ,this WEEK in MEDIA の No.89 で Twitter の話題があがっており,

Twitter は,まず使ってみなければ分からない
そして Twitter を理解するには,最低でも25人を follow すること

と話されていた.

これには完全に同意する.

さらに

Twitter を理解すれば,e-mail というメディアが「既に終わっている」ことが分かるだろう

という発言も興味深かった.

だが一番興味をひかれたのは,その中で "shockingly good" という言葉で紹介されていたこのビデオだ.


わずか2分半の非常にシンプルな紙芝居で,Twitter の特徴を解説している.

  • コミュニケーションの方法にはブログだってメールだって電話だってある
  • だけど今コーヒーを飲んでいるということを,わざわざ友達にメールで知らせないでしょう?
  • でもそんな些細なことでも,世界の誰かには興味を与えるかもしれない
というくだりで始まり,思わず頷いてしまったのは

Real life happens between blog posts and e-mails,
and now there is a way to share

(実世界はブログとメールの隙間で起きている.そしてその隙間を共有する方法が出来たのだ)

というフレーズ.

確かに「使ってみなければ理解できない Twitter」かもしれないが,その真意をうまく表現していると思う.

このブログを読んでくれていて,現実世界で私を知らない方々は,Peace Pipe の文章と内容から私をどんな人間だと想像するだろう? 確かにブログにしろメールにしろ,多少は「読まれる」ことを意識して書くものだし,例えば私は普段自分のことを「私」などとは言わない.それに比べて Twitter は素のつぶやきだなーと思うし,それを不特定多数の人が距離を越えて共有するのは,実はすごいことなのかもしれない.


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