2006年6月7日水曜日

通信放送融合論 [ce]

ここ数日「通信と放送の融合」に関して多くの記事を目にしている気がする.

去年ぐらいから「通信と放送の融合」とか「家電とネットの融合」みたいな話題がちらほら出るようになってきて一緒に語られることも多かったけど,厳密には「通信と放送の融合」とは「放送」というメディアが「通信」というインフラの革命によって形態を変えた結果新しいサービスを予感させるもので,それに対して「家電のネットの融合」っていうのは昨今のインターネットにおける「ユーザー参加型」の新しい楽しみ方やサービスを家電の世界に持ち込もうという,ちょっと別物っぽい気がしている今日この頃.それでもその2つの潮流はどこかで交わって,また少し離れてまた交わって…みたいにして新しいライフスタイルが出来ていくんじゃないかなぁ...という漠然とした考え.

「実は日本では最初思ってたよりも時間がかかるかもなぁ」とか,「仮に NTT (インフラ) と NHK (放送局) と Sony (コンテンツ持ってる家電メーカー) に絞った場合,どこが一番早くイノベーションを起こせそうで,どこが一番センスがいいかなぁ」とか,「やっぱり Yahoo のようにインフラもサービスもユーザーもそれなりに持ってるネット企業かなぁ」とか,とか,とか,とか.

もう少し頭を整理して詳しく書こうと思ったけどまとまりそうにないので,ひとまず最近目にした「通信と放送の融合」に関する記事のポインタだけ紹介しておきます.

古川 享 ブログ: 放送・通信の在り方に関する、私見
音楽配信メモ 「放送と通信の融合」は結局骨抜きになりそうな感じで
放送・通信融合を加速する高品位マルチキャスト通信方式を開発
丸山茂雄の音楽予報 - 放送と通信の融合は正しいのか?
丸山茂雄の音楽予報 - 放送と通信の融合は正しいのか?その2
丸山茂雄の音楽予報 - 放送と通信の融合は正しいのか?その3
丸山茂雄の音楽予報 - 放送と通信の融合は正しいのか?その4

ちなみにこの辺りの「融合論」については,del.icio.us/toshied/ce_convergence に随時ブックマークしています.


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